113時間ヨーロッパ一周
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/02 16:24 UTC 版)
「サーブ 90 スカンディア」の記事における「113時間ヨーロッパ一周」の解説
試作機は1948年8月9日に出発しヨーロッパ11カ国を訪問して、SE-BCAは1948年11月11日にリンシェーピングに帰ってきた。最初の中継地はストックホルムで続いてノルウェー(オスロ)、アイルランド(ダブリン)、英国(プレストウィック、ガトウィック、ジャージィー)、デンマーク(コペンハーゲン)、ベルギー(ブラッセル)、オランダ(オランダ)、スイス(ジュネーヴ、チューリッヒ)、ポルトガル(リスボン、オポルト)、スペイン(マドリッド)、フランス(パリ)そして最後にフィンランドを訪問した。総飛行時間は113時間で離陸回数は123回、総飛行距離は37,200 kmで1,200名の乗客を運んだ。オランダではオランダ王室のベルンハルト王子が操縦桿を握った。 あらゆる街でスカンディアは航空会社の代表や地元新聞に歓迎されたが、販売結果には結びつかなかった。1948年から1949年にかけて、多くの航空会社がリンシェーピングに視察に訪れた。これらの航空会社にはDNL、フレッド・オルセン(Fred Olsen)、DDL、アエロ・オイ(Aero Oy)、スイスエア、FAMA、Aerol、アルゼンチナス(Argentinas)、KLM、エアサービス(Air Service)、サベナ、ガルーダが含まれていた。
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