1年男児熱中症死亡事故
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/19 03:47 UTC 版)
「豊田市立梅坪小学校」の記事における「1年男児熱中症死亡事故」の解説
2018年7月17日、1年生の男子児童が熱中症で倒れて死亡した。 この児童は学校から1キロ離れた公園への校外学習に参加したが、途中で「疲れた」と周囲に訴え、学校に戻った後に意識を失い心肺停止状態に陥った。この日の豊田市は午前中から気温が30度を超えており、気象庁から高温注意情報が出されていた。死亡事故発生翌日の18日、空調設備の無い体育館で安全に十分配慮した上で全校集会を実施、死亡児童生徒にお悔やみを述べ黙祷。 事故後、梅坪小学校校長、および豊田市教育委員会学校教育課課長が謝罪を述べている。 2019年3月5日、この死亡事故を受け同市教委会が設置した第三者委員会において教員らの熱中症に関する知識不足に加え、適切な救護措置が行われなかった事が事故原因とした報告書を発表。併せて再発防止マニュアルの作成と養護教諭の増員を提言。 同年8月23日、同市が学校側に注意義務違反があったとの結論に至り、死亡児童生徒の遺族に損害賠償金を支払った事を明かした。
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