1年生編・1~3巻・テレビアニメ
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「青い花 (漫画)」の記事における「1年生編・1~3巻・テレビアニメ」の解説
江ノ電沿線の女子高「松岡女子高等学校」に入学した万城目ふみは、入学式の日に同じく江ノ電沿線のお嬢様学校「藤が谷女学院」に入学した幼なじみの奥平あきらと10年ぶりに再会し、一緒に登校するようになる。失恋を思い出し涙目となるふみちゃんに、あーちゃんはハンカチを差し出す。「ふみちゃんはすぐ泣くんだから」10年前と全く同じセリフであった。ふみは、先輩の杉本恭己と出会い、交際を始める。恭己には、藤が谷から松岡に転入したという経緯があった。 あきらと井汲京子は演劇部に入部する。6月の藤が谷演劇祭に、恭己は客演として呼ばれ、『嵐が丘』のヒースクリフを演じることになる。その過程で、ふみは恭己の心に触れ、二人はうまくいかず、破局する。恭己とふみが別れたことは、あきらと京子も知るところとなる。京子は恭己に恋愛感情を抱いていた。 夏休み、ふみやあきら達は、京子に呼ばれて山梨の清里にある別荘に出かける。あきらは、澤乃井康が許嫁の京子を心から愛していることを知る。秋には江ノ島で、各務先生と杉本和佐の結婚式が挙げられ、恭己の恋は完全に終わる。ふみちゃんは、自分の初恋はあーちゃんだったのだと認め、今改めてあーちゃんが好きと自覚する。恭己は松岡を卒業し、イギリスに留学する。 テレビアニメ最終話 クリスマス、奥平家でプレゼント交換会が行われる。ふみがあきらのアルバムを眺めていると、日付が付記された押し花が目に留まる。解散後、ふみとあきらはお泊りである。雪の夜の鎌倉を、二人は外出する。二人がかつて通った小学校は廃校になっていた。ふみの記憶から想起されるのは、花壇と青い花。ふみちゃんは、自分の初恋があーちゃんだったのだと認め、とても大切なことを思い出したのだと、涙を流す。あきらは、ふみの手を取り、帰路につく。記憶のあーちゃんとふみちゃんも、並んで歩く。「ふみちゃんはすぐ泣くんだから」
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