1回表 - 8回裏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 03:20 UTC 版)
「第91回全国高等学校野球選手権大会決勝」の記事における「1回表 - 8回裏」の解説
1回表、日本文理は1アウトから2番・高橋隼之介が安打を放つも、続く武石光司の併殺打で攻撃終了。その裏、中京大中京は2アウト2塁から4番・堂林がライトスタンドへ本塁打を放ち2点先制。さらに四球と安打でチャンスを作るも、ここは日本文理・伊藤が後続を断ち追加点を許さなかった。 2回表、日本文理は4番・吉田雅俊、5番・高橋義人が連続二塁打を放ち1点を返す。その裏、中京大中京は走者を出すものの無得点に終わった。 3回表、2番・高橋隼がレフトスタンドへソロ本塁打を放ち、日本文理が同点に追いつく。その裏、中京大中京は1アウトから失策と四球、安打を絡め満塁とし、勝ち越しのチャンスを作るもあと一本が出ず無得点で攻撃終了。 4回は両校ともに走者を出すも無得点に終わる。 5回表、日本文理はこの試合初めて三者凡退で攻撃終了。その裏、中京大中京は、3番・河合完治が内野安打で出塁すると、4番・堂林がレフトのフェンスを直撃する二塁打を放ち無死2、3塁のチャンスを迎える。しかし、後続が2者連続三振を喫するなどして勝ち越しはならなかった。日本文理・伊藤はのちに堂林の二塁打について「実際、これ(スタンドに)入っていてもおかしくなかった」と語っている。 6回表、日本文理は先頭の高橋隼が安打を放ち、続く3番・武石が死球を受け無死1、2塁のチャンスを迎える。ここで、中京大中京は堂林から森本隼平に継投(堂林は右翼の守備に就く)。4番・吉田は初球で送りバントを試みるもファウルとなり、バスターに切り替えセカンドゴロ。走者が進み1アウト2、3塁となるも、後続が続かずチャンスを逃す。その裏、中京大中京は2アウト満塁の場面で4番・堂林がレフト前へ適時打を放ち2点を勝ち越すと、6番・伊藤隆比古の内野安打で1点、7番・柴田悠介の二塁打で3点を追加。この回打者11人の攻撃で一挙6点を奪った。 7回表、日本文理は9番・中村大地の適時打で1点を返す。なおも無死1、2塁のチャンスだったが1番・切手の打球はセカンドへの併殺打となりチャンスが潰えてしまう。その裏、中京大中京は3番・河合の適時二塁打、5番・磯村嘉孝の適時打で2点を追加し、リードを7点とする(10-3)。 8回表、日本文理は2死から安打と失策で1、3塁のチャンスを迎えると、暴投により1点を返し6点差(10-4)。その裏、中京大中京は先頭の柴田が安打で出塁したものの追加点を奪えなかった。
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