Cer 列挙体
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文
メンバ
メンバ名 | 説明 | |
---|---|---|
MayFail | 例外条件が発生した場合、メソッドが失敗する可能性があります。この場合、メソッドは、成功したか失敗したかの報告を呼び出し元のメソッドに戻します。このメソッドで確実に戻り値を報告できるようにするためには、メソッド本体を CER 内に含める必要があります。 | |
None | メソッド、型、またはアセンブリには、CER の概念はありません。CER の保証を利用しません。これは次のことを意味します。 メソッド、型、またはアセンブリは、成功したことが明示的にマークされていない場合、暗黙的に Cer.None としてマークされます。 | |
Success | 例外条件が発生しても、メソッドは必ず成功します。非 CER 領域内から呼び出された場合でも、呼び出されるメソッドの周囲には常に CER を構築する必要があります。期待どおりに実行された場合、メソッドは成功です。たとえば、Count を ReliabilityContractAttribute(Cer.Success) とマークすると、CER で実行された場合に常に ArrayList の要素数を返し、内部フィールドを未確定の状態にしておけないことを意味します。 |
Cer 列挙体は、制約された実行領域 (CER) 内のメソッド、型、またはアセンブリの動作を指定します。利用できる 3 つの値のいずれかを使用して、エンティティが成功する、エンティティが CER を確認できない、またはエンティティが成功か失敗を報告できる可能性が (確定的に) あるということを示します。
CER は、中止されたスレッドのメモリ不足例外やスタック オーバーフローなどの非同期例外が発生しても、コードの領域が中断されることなく実行されることを保証します。
プラットフォーム
Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。
参照
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