萌芽期(800年頃 - 1330年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/09 14:32 UTC 版)
「ダルムシュタットの歴史」の記事における「萌芽期(800年頃 - 1330年)」の解説
ダルムシュタットの村落はおそらく8世紀あるいは9世紀にフランク人によって建設された。この時代以後、この地に一貫して人が住み続けていることは疑いの余地がない。しかし、ダルムシュタットが歴史上の記述として初めて現れるのは11世紀の末である。貴族レーギンボーデン家に属するジーゲボーデ伯にDarmundestatの徴税を許可したというものである。 ダルムシュタットは初めドライエック狩猟場に属した。その後、1002年にヴォルムス司教領に属すベッスンゲン伯領の村となり、1009年にバンベルク司教領となった後、1013年6月21日ヴュルツブルク司教領となった。その後1803年の帝国代表者会議主要決議に基づく世俗化までヴュルツブルク司教領に留まった。 13世紀の中頃にカッツェネルンボーゲン伯はダルムシュタットの近くに水城を建設した。その防衛のために城の南側に徐々に騎士が住むようになっていった。城の東側には元々農民が住んでおり、それぞれを核として2つの町が形作られてゆき、おそらく最初は別々に運営されていたと思われる。
※この「萌芽期(800年頃 - 1330年)」の解説は、「ダルムシュタットの歴史」の解説の一部です。
「萌芽期(800年頃 - 1330年)」を含む「ダルムシュタットの歴史」の記事については、「ダルムシュタットの歴史」の概要を参照ください。
「萌芽期」の例文・使い方・用例・文例
- 萌芽期のページへのリンク