曲想とは? わかりやすく解説

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きょく‐そう〔‐サウ〕【曲想】

読み方:きょくそう

楽曲構想テーマ。「—を練る」


曲想

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/01 06:42 UTC 版)

交響曲第7番 (シベリウス)」の記事における「曲想」の解説

ティンパニト音続いて地の底から湧き上がるような弦の音階によってAdagio序奏音楽静かに開始するフルートいくつかのエピソード出した後、交響曲第6番のような厳かな雰囲気ヴァイオリン序奏主題奏でる。この序奏部にはすでに後で展開される多く主題含まれている。最初の上昇するような音型とその後木管楽器和声的に歌う音型、弦楽器でゆったりと流れるような音型、しばらく厳かな楽想続いた後、それが高まったところで現れる第1主題ともいうべきトロンボーン朗々と奏するソロ主題がこの交響曲のひとつの核心である。このトロンボーン旋律は、中間部ではやや形を崩した形で現れ終結部もういちどほぼそのままの姿で再現される。これに寄り添う旋律として、フルートによる上昇下降繰り返す萌芽的なパッセージがあり、これは終結部においてもっとも長い完成された形で現れてくる。オーケストラ高揚の後、アダージョ2分の3拍子代わり、さらに4分の6拍子のヴィヴァーチッシモの部分登場するが、ここがスケルツォ相当する部分で、快活リズミカルである。再び弦楽器静かな部分移行し、やがて波のような弦のうなりの上再度トロンボーン主題鳴り響くその後弦楽器木管楽器呼び交すような音型が現れ、アレグロ・モルト・モデラートの部分突入するヴィヴァーチェ部分流れ込みさらにはプレストとなる。この曲で最も活発な部分で、やがてトロンボーン主題登場しクライマックス迎える。

※この「曲想」の解説は、「交響曲第7番 (シベリウス)」の解説の一部です。
「曲想」を含む「交響曲第7番 (シベリウス)」の記事については、「交響曲第7番 (シベリウス)」の概要を参照ください。

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