満韓交換論とは? わかりやすく解説

満韓交換論

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 01:38 UTC 版)

満韓交換論(まんかんこうかんろん)とは、満洲でのロシア帝国の権利を認める代わりに、朝鮮半島での日本の権利を認めてもらおうという考えであり、1900年頃に伊藤博文等が提唱した。1900年の米国の第2次門戸開放通牒以降、清国の領土保全が列強間の原則となったため、満洲の清国領土としての保全をはかる範囲で、ロシアの利権を認めることに、日本の交渉上の譲歩が限定された[1]


  1. ^ 信夫清三郎編『日本外交史―1853-1972』毎日新聞社、1974年、205頁。
  2. ^ 史學雜誌』105巻7号、pp.38-73,161-162, 1996年7月。
  3. ^ 「東アジア史学会会報」第3号、1997年1月。


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