パトリシア【パトリシア】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10394号 |
登録年月日 | 2002年 7月 10日 | |
農林水産植物の種類 | ガーベラ | |
登録品種の名称及びその読み | パトリシア よみ:パトリシア | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社サカタのタネ | |
品種登録者の住所 | 神奈川県横浜市都筑区仲町台二丁目7番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 高木敬一郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたもので、花は鮮紫ピンク色で花盤は黄色、花形が二~三重のやや小輪で切花向きの品種である。葉長はやや長、葉幅は狭、葉の切れ込みの程度は中、葉先の角度は鋭角、葉縁の形は凹凸、鋸歯の先端の伸展の程度は小、葉色は濃緑、葉面の毛じの密度は粗、葉柄長は中、アントシアニンの着色の有無及び程度は強である。花形は二~三重、花容はⅡ型、花径は70~89㎜、舌状花弁の表面の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9204)、色の分布は均一、覆輪及び縞の有無は無、裏面の色は鮮紫ピンク(同9704)、花盤の色は黄、舌状花弁の形はⅠ型、断面の形は凹、先端の角度は中、弁先の形は突、切れ込み数は1、切れ込みの深さは浅、舌状花弁の長さは30~39㎜、幅は5~9㎜、舌状花数は40~69、総苞の高さはやや低、直径はやや小、内部総苞葉の形は垂直、アントシアニンの着色の有無は無、花柱上部及び柱頭の色は白、冠毛の色は黄である。花柄の長さはやや長、断面の形は円、帯化の傾向は無、太さはやや太、強さは中、毛じの密度は粗、色は緑、基部のアントシアニンの着色の有無と程度は強、頂部のアントシアニンの着色の有無は有、頂部の総苞片の有無は無である。「ラベンダーピンクリンド」と比較して、舌状花弁の色の分布が均一であること、花盤の色が黄であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成6年に出願者のほ場(静岡県掛川市)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「チャーミング レディ」であった。 |
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