ｼｽﾞｶﾉﾏｲ

品種登録データベース

靜の舞【ｼｽﾞｶﾉﾏｲ】（草花類）

	登録番号	第4846号
	登録年月日	1996年 1月 19日
	農林水産植物の種類	ストック
	登録品種の名称及びその読み	靜の舞 　よみ：ｼｽﾞｶﾉﾏｲ
	品種登録の有効期限	15 年
	育成者権の消滅日	2002年 1月 21日
	品種登録者の名称	池田保
	品種登録者の住所	兵庫県津名郡津名町志筑１９２３
登録品種の育成をした者の氏名	池田保
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は，「クリスマスホワイト」に「パシフィックピンク」を交配したものから選抜，育成されたものであり，花色は鮮紫ピンクで底部が淡黄の切花向きの中輪花である。 　草型は立性，草丈は極高，胚軸の色は淡緑，子葉の色は濃緑，子葉の色による八重鑑別の難易は普通，大きさは中，不整形子葉の発生程度は中，分枝の程度は１本立ち，節間長は中である。葉形は長葉，下葉の鋸歯の欠刻は少，葉の毛の有無は有毛，上部葉の着生角度は斜上である。花穂の形は円錐，上部の伸びは難，長さはやや長，花間長，花の直径，一重株の花弁の長さ及び幅は中，花色は鮮紫ピンク（JHS カラーチャート9204），花弁底部の色は淡黄，八重と一重の花色の差は無，花蕾時における花弁着色の早晩は晩，小花梗の着生の角度は斜上，花首部の長さは中，硬さは中，太さは中，一花穂の花数は中である。育成地（兵庫県津名郡津名町）における開花期は晩である。 「パシフィックピンク」と比較して，草丈が高いこと，花間長が長いこと等で，「桃焔２号」と比較して，草丈が高いこと，下葉の鋸歯の欠刻が少ないこと，花色が鮮紫ピンクであること等で区別性が認められる。
登録品種の育成の経過の概要
この品種は，昭和57年，出願者の温室（兵庫県津名郡津名町）において，「クリスマスホワイト」に「パシフィックピンク」を交配し，以後，特性の調査を行いながら固定を図り，平成元年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。