オレンジ駒かざぐるま

品種登録データベース

オレンジ駒かざぐるま【ｵﾚﾝｼﾞｺﾏｶｻﾞｸﾞﾙﾏ】（草花類）

	登録番号	第15476号
	登録年月日	2007年 3月 23日
	農林水産植物の種類	きく
	登録品種の名称及びその読み	オレンジ駒かざぐるま 　よみ：ｵﾚﾝｼﾞｺﾏｶｻﾞｸﾞﾙﾏ
	品種登録の有効期限	25 年
	育成者権の消滅日
	品種登録者の名称	有限会社精興園
	品種登録者の住所	広島県福山市新市町大字金丸７８９番地
登録品種の育成をした者の氏名	山手義彦
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は、「駒かざぐるま」の枝変わりであり、花は橙色のやや小輪で切花向きの品種である。開花時の草丈はやや長、節間長は中、茎の太さはやや細、色は緑である。たく葉の大きさはやや大、葉の着き方は上向き、葉長は長、葉幅はやや広、葉の縦横比及び光沢は中、一次欠刻の深さは深、基部の形は凹、表面の色は中である。花房の形は円錐形、花の数は中、舌状花の重ねは一重、管状花部のタイプはデイジータイプ、花の大きさはやや小、厚みは低、花首の長さは短、花たくの形は平らな円錐状である。舌状花の多少は少、向きは斜上、主要な形はさじ弁、花筒部の長さはやや長である。外花弁の長さはやや短、幅はやや狭、花弁先端の形は丸、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の表面の色は橙（JHS カラーチャート1611）、裏面の色は浅橙黄（同2203）に穏橙黄（同2209）のぼかしが入る。花盤の大きさはかなり小、未開花部位の色は黄緑、開花した部位の色は黄、中央暗色スポットは無、管状花の花冠の深裂の程度はかなり小である。生態分類型は秋、開花の早晩性はやや晩である。「駒かざぐるま」と比較して、外花弁の表面の色が橙であること、裏面の色が浅橙黄に穏橙黄のぼかしが入ること等で区別性が認められる。
登録品種の育成の経過の概要
この品種は、平成12年に出願者のほ場（広島県福山市）において、「駒かざぐるま」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。