amorphous siliconとは? わかりやすく解説

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アモルファスシリコン


非晶質シリコン

読みひしょうしつしりこん
英語:amorphous silicon

a-Si:H.SiH4シランガスグロー放電により作製する多量のHを含み局在準位密度10^17cm3以下に減少し,BやO添加によるPN制御が可能である.感光体用には高抵抗化のため微量酸素炭素等を添加することもある.

アモルファスシリコン

別名:a-SiアモルファスSi
【英】amorphous silicon

アモルファスシリコンとは、原子不規則に結合した非晶質アモルファスの)シリコン半導体のことである。液晶パネル薄膜トランジスタTFT)などに多用されている。

アモルファスシリコンは、規則的な原子配列持った結晶シリコン」に比べると、結晶構造がやや不安定である。電子移動度も低い。その反面薄膜として加工しやすく、安価に大量に製造できるという利点がある。このため薄型液晶パネル量産する際にアモルファスシリコンが多く用いられる

アモルファスシリコンは、薄膜トランジスタの他、薄型太陽電池セルレーザープリンタにおける高耐久感光ドラムなどにも利用されている。

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アモルファスシリコン

(amorphous silicon から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/03 07:40 UTC 版)

アモルファスシリコン: amorphous silicon)は、ケイ素を主体とする非晶質半導体である。結晶シリコンと比較してエネルギーギャップが大きく、吸光係数が高い、製膜が容易などの特徴を持ち、薄膜トランジスタ太陽電池などに応用される。




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