Ni15【Ni15】(工芸作物)
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登録番号 | 第12195号 |
登録年月日 | 2004年 8月 18日 | |
農林水産植物の種類 | さとうきび | |
登録品種の名称及びその読み | Ni15 よみ:Ni15 |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 沖縄県 | |
品種登録者の住所 | 沖縄県那覇市泉崎1丁目2番2号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 宮城克浩、伊禮信、神谷寿幸、島袋正樹、仲宗根盛雄、金城鉄男、宮平永憲、前田剛希、正田守幸、大城良計、出花幸之介、恵飛須則明、儀間靖 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「F161」に「RK86-68」を交配して育成された固定品種であり、登熟期は早、蔗茎の複色が濃紫、糖分が高、黒穂病抵抗性が強の製糖原料用の品種である。草型は立葉、葉身長はやや短、幅及び色は中、葉鞘の長さはやや短、ろう質物は中、葉耳の形態は葉耳欠失直下降型、葉舌の形態は三日月型である。蔗茎の形態は糸巻型、基本色は黄緑、複色は濃紫、ろう質物はかなり多、亀裂率は無、気根発生節数はかなり少、茎皮の硬度はやや硬、芽子の形態は広翼卵円型、芽子の突出度はほぼ水平、大きさは小、根基の条数は三条、原料茎長は長、茎径はやや細、直立性は中間である。発芽性はやや良、萌芽性はやや不良、遅速性は中、分げつ性はやや弱、地域適応性はやや北、出穂性及び出穂の早晩性は中、登熟性は早、梢頭部折損性は難、倒伏度は中、脱葉性は難、収量構成型は中間型、蔗茎の収量性は多、糖分は高、黒穂病抵抗性は強である。「NCo310」及び「F177」と比較して、蔗茎の複色が濃紫であること、黒穂病抵抗性が強いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和63年に沖縄県農業試験場(那覇市)において、「F161」に「RK86-68」を交配し、平成2年に個体選抜し栄養繁殖により固定されたものであり、以後、6年から検定及び試験等を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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