Na65【エヌエイロクジュウゴ】(飼料作物)
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登録番号 | 第15125号 |
登録年月日 | 2007年 3月 15日 | |
農林水産植物の種類 | とうもろこし | |
登録品種の名称及びその読み | Na65 よみ:エヌエイロクジュウゴ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 井上康昭、門馬榮秀、大同久明、濃沼圭一、加藤章夫、村木正則、黄川田智洋、伊東栄作 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「NX694」に「P3352」を交配して育成されたものであり、育成地(栃木県那須塩原市)における雄穂及び絹糸抽出期はかなり晩生、粒質はデント、ごま葉枯病抵抗性は強、紋枯病抵抗性がかなり強い一代雑種親品種である。初期生育はやや不良である。葉長はやや長、葉幅は広、全葉数はかなり多である。稈長はやや長、着雌穂高はやや高、稈径及び雌穂着生節の葉位は中である。絹糸色は緑色、穂芯色は赤色、穂柄角度は上向、雌穂長は中、雌穂径はやや太、雌穂重は重、粒列数は多である。雄穂長は短、枝梗数はかなり少、葯色は黄色である。種子色は橙色、粒質はD、胚乳澱粉は通常澱粉、粒形はくさび形、粒重は中である。雄穂及び絹糸抽出期はかなり晩生である。雄性不稔性は無である。倒伏抵抗性はやや強である。ごま葉枯病抵抗性は強、紋枯病抵抗性はかなり強である。「Mo17Ht」と比較して、葉幅が広いこと、粒列数が多いこと、紋枯病抵抗性が強いこと等で、「H84」と比較して、葉幅が広いこと、穂芯色が赤色であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和62年に農林水産省草地試験場(現独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構、栃木県那須塩原市)において、「NX694」に「P3352」を交配し、その実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、17年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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