Na34【Na34】(飼料作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7755号 |
登録年月日 | 2000年 2月 22日 | |
農林水産植物の種類 | とうもろこし | |
登録品種の名称及びその読み | Na34 よみ:Na34 | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 門馬榮秀、望月昇、井上康昭、村木正則、濃沼圭一、加藤章夫 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「P3358」を自殖した雑種第2代の集団の中から育成された固定品種であり,稈長が長,粒質がD(デント)で,ごま葉枯病抵抗性がかなり強い一代雑種親品種である。葉長は長,全葉数はやや多,稈長は長,着雌穂高及び稈径は中である。分げつ数は極少である。絹糸色は緑色,穂芯色は白色,穂柄角度は上向,雌穂長は中,雌穂径は太,雌穂形はやや円筒型,雌穂重は重,粒列数はやや多,一列粒数は中,雄穂長は長,葯色は黄色である。種子色は黄色,粒質はD(デント),胚乳澱粉は通常澱粉,粒形は丸形,粒重は重,雄穂抽出期及び絹糸抽出期はかなり晩生,雄性不稔性は無,倒伏抵抗性はやや弱,ごま葉枯病抵抗性はかなり強,紋枯病抵抗性は強である。「Mo17Ht」と比較して,葉長及び雄穂長が長いこと,一列粒数が少ないこと,粒形が丸形であること,紋枯病抵抗性が強いこと等で,「H84」と比較して,葉長及び雄穂長が長いこと,種子色が黄色であること,粒形が丸形であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和58年に草地試験場(栃木県那須郡西那須野町)において,「P3358」を自殖した雑種第2代の集団の中から選抜,以後,系統選抜及び個体選抜を行い自殖による固定を図りながら特性の調査を継続し,7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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