≪韓国語≫クリゴ
韓国語「クリゴ」とは、「クリゴ」の意味
「クリゴ」は「そして」、「それから」、「また」などの意味を持つ接続詞である。前後の文章を繋いだり、前の文章に付け加える際に使用する単語で、日常会話でも頻繁に使われている。「ッサヨ(安いです)」と「マシッソヨ(美味しいです)」を「クリゴ」で繋いで「ッサヨ クリゴ マシッソヨ(安いです、そして美味しいです)」という文章にしたり、「モンヂョ モムル シスセヨ(まず体を洗ってください)」と「モギョッカセヨ(お風呂に入ってください)」を「クリゴ」で繋ぎ、「モンヂョ モムル シスセヨ クリゴ モギョッカセヨ(まず体を洗い、それからお風呂に入ってください)」という表現にしたりする。「クリゴ(そして・それから)」と類似する接続詞に「クレソ(だから・それで)」がある。似たような意味合いであるうえに、発音も似ているため混同しやすいため注意が必要だ。「クリゴ」と「クレソ」の違いは、「クリゴ」が前後の文章を繋いだり付け加えたりする累加の接続詞であるのに対し、「クレソ」は前後の文章で原因と結果や理由と結論を表現する順接の接続詞であることだ。「クリゴ」が英語の「and」に相当する単語であるのに対し、「クレソ」は英語の「so」に相当する。そのほかにも、「クロニカ(だから・それで)」、「クロンデ(でも・ところで)」、「クレド(でも)」などが「クリゴ(そして・それから)」に類似する接続詞としてあげられる。
韓国語「クリゴ」のハングル表記
「クリゴ」のハングル表記は「그리고」である。また、「クリゴ」と類似する接続詞の「クレソ(だから・それで)」は「그래서」、「クロニカ(だから・それで)」は「그러니까」、「クロンデ(でも・ところで)」は「그런데」、「クレド(でも)」は「그래도」と表記する。韓国語「クリゴ」の発音
「그리고」の発音はカタカナ表記では「クリゴ」であるが、カタカナ表記のまま発音するとネイティブの発音と少し異なる。「그(ク)」は日本語の「い」を発音するように口を横に開きながら「ク」の発音をするとネイティブの音に近くなる。「리(リ)」と「고(ゴ)」はカタカナ表記のままの発音でよい。また、「그리고(クリゴ)」ではなく「그리구(クリグ)」と発音することもある。「クリグ」はソウル周辺の方言であり、韓国ドラマでも「クリゴ」ではなく「クリグ」と発音していることが多い。ただし、「クリグ」は話し言葉でのみ使用し、書き言葉では使わない。また、カジュアルな場所でのみ使われ、フォーマルな場では「クリグ」と発音しない。- ≪韓国語≫クリゴのページへのリンク