りゅうざん‐じ【竜山寺】
龍山寺
龍山寺
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 04:43 UTC 版)
龍山寺は創立が1652年(承応元年)の寺。開山は神林地区の有明光浄寺4世の省峰良察大和尚。本尊は釈迦如来像。山号は天蓋山。一度元禄年間(1688年 - 1703年)に焼失したものの、半世紀後の1753年(宝暦3年)に本堂を上棟。また、1812年(文化9年)には庫裡(食事を調える建物で住職が住む場所)を上棟した。高根金山で繁盛していた戦国時代の檀徒は遠山・板垣・相馬の一族で、後に鈴木・大滝が加わった。鈴木・大滝は入居者であろうとされている。本堂には百体近くの10センチメートル前後の地蔵尊像が祀られている。地蔵は石造や白粘土に色付けされたもので、雪帽子の形に着物が着せられている。昔から、大切な子供が亡くなると納められたと云われている。また前述した通り、地内にオヤミキ遺跡と龍山時遺跡があり縄文時代と中世の土器などが出土している。
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