黒縄地獄とは? わかりやすく解説

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こくじょう‐じごく〔‐ヂゴク〕【黒縄地獄】

読み方:こくじょうじごく

八大地獄第二殺生偸盗(ちゅうとう)を犯した者が落ちる所。熱鉄の縄で縛られ熱鉄の斧(おの)で切り裂かれるという。


黒縄(こくじょう)地獄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 18:29 UTC 版)

八大地獄」の記事における「黒縄(こくじょう地獄」の解説

殺生盗み殺生のうえに偸盗ちゅうとうといって盗み重ねた者が、この地獄堕ちる説かれている。 等活地獄の下に位置し縦横広さ等活地獄と同じである(以下、大焦熱地獄まで広さは共通)。鬼は罪人捕らえて熱く焼いた縄で身体墨縄をうち縄目をつけ、これまた熱鉄の斧で縄目通り切り裂き削って恐怖激痛与える。また左右に大きく熱したの山がある。山の上の幢(はたほこ)を立ての縄をはり、罪人の山を背負わせて縄の上に登らせ、そのまま渡らせる。すると罪人は縄から落ちて砕け、あるいはの鼎(かなえ)・釜(かま)に突き落とされ煮られる。この苦しみ先の等活地獄苦しみ10倍である。人間界100年は、六欲天第二忉利天とうりてん)の一日一夜である。その忉利天寿命1000歳である。この天の寿命1000歳を一日一夜として、この第二の黒縄地獄における衆人寿命1000歳である。人間界時間では13兆3225億年に当たる。 ここにも十六小地獄があるはずだが、「正法念処経」には三種類の名前しか伝わっていない。詳しく十六小地獄#黒縄地獄 を参照

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「黒縄(こくじょう)地獄」を含む「八大地獄」の記事については、「八大地獄」の概要を参照ください。


黒縄地獄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 00:49 UTC 版)

十六小地獄」の記事における「黒縄地獄」の解説

殺生加えて盗み」の悪行が加わると落とされる黒縄地獄に付随する地獄。ここにも十六種類の小地獄があると伝わる一方で、「正法念処経」には3種類の名前・内容しか記されていない等活地獄10倍の苦しみ

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「黒縄地獄」を含む「十六小地獄」の記事については、「十六小地獄」の概要を参照ください。

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