黄金期到来
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/02 04:39 UTC 版)
「京都大学ギャングスターズ」の記事における「黄金期到来」の解説
京大に2年連続甲子園ボウル出場を許した関学は、1984年に木谷監督が就任。パスを中心とした攻撃で再び優勝を奪い返した。続く1985年も春の西日本選手権では京大に完敗した関学が秋に巻き返して2年連続の全勝優勝を飾った。一方京大は、1984年は関学、近大に敗れ、立命館にも引き分けて3位、1985年も近大に敗れ2位に終わった。 1986年、京大はQB東海辰弥、RB西田温信を中心としたオプション攻撃が復活、秋のリーグ戦を順調に勝ちあがった。全勝対決となった関京戦では35-7と関学を圧倒して3年振りのリーグ優勝を決めた。この年の甲子園ボウルでは日大に快勝、ライスボウルでもレナウンに僅差で勝利して、日本一に輝く。1987年、4回生となったQB東海を中心とした京大は再びリーグ戦を全勝優勝。甲子園ボウルでは日大に、ライスボウルではレナウンに圧勝して2年連続の日本一を達成した。2年連続のライスボウル制覇は史上初の快挙であった。 この頃、アメリカンフットボールへの注目は飛躍的に向上し、水野監督やQB東海はスポーツマスコミ以外にも取り上げられるようになった。この2年間は、まさにギャングスターズの黄金期であった。 その後も1990年代の中盤まで京大と関学は激しく優勝を争い、関京戦はリーグ戦の黄金カードに成長した。
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