鷹見口
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 03:15 UTC 版)
2022年3月11日までは黒崎駅 - 東水巻駅を直結する福北ゆたか線(短絡線)は本駅舎の南東をショートカットするようにして通過しており、本駅舎から約150m離れた短絡線上の八幡西区北鷹見町に通称「鷹見口」と呼ばれる地上駅舎と相対式ホーム2面2線が存在した。鷹見口の場所には元々駅舎・ホームはなかったが、国鉄分割民営化後の1988年(昭和63年)に折尾信号通信区の施設に併設する形で新設され、鉄筋コンクリート2階建ての構造だった。独立した窓口を持ち、JR九州鉄道営業に営業を委託していた。また新設当初は旧6・7番のりばを名乗っていたが、連続立体交差事業に着手し若松線・福北ゆたか線が高架化した際にA・Bのりばに改められた。両ホームは構内踏切で連絡していたほか、鷹見口改札内とBのりばの間にはスロープが設置されていた。 本駅舎と鷹見口の間は改札外連絡の扱いとされ、様々な特例措置が設けられていた。なおこの取扱いについては、短絡線の高架切替工事完成により2022年3月12日を以て終了している。 鹿児島本線の水巻駅以西、あるいは筑豊本線の本城駅以北と短絡線経由の列車の利用で東水巻駅以南を利用する際は東口 - 鷹見口間で一度改札を出入りする必要があるが、有人改札で乗り換える旨を説明すれば途中下車とはみなさない。SUGOCA利用により通し運賃を適用する場合には自動改札にタッチしてはいけない。自動改札にタッチした場合は折尾駅で運賃を打ち切られることになる。 入場券の場合改札を出入りする都度入場券を買い直す必要があり、この特例の対象外となる。 鹿児島本線の水巻駅以西と短絡線経由の列車の利用で筑豊本線の東水巻駅以南を利用する際、黒崎駅まで行って折り返すことができる(当駅 - 黒崎駅間の運賃は不要)。なお、この特例はが鷹見口ホームなく直通列車がすべて折尾駅を通過していた時代から存在し、のちに開業した陣原駅で乗り継ぐ場合にも適用される。 鷹見口(2018年12月) 鷹見口A・B(旧6・7番)のりば
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