鳳来寺田楽
名称: | 鳳来寺田楽 |
ふりがな: | ほうらいじでんがく |
種別1: | 民俗芸能 |
保護団体名: | 鳳来寺田楽保存会 |
選択年月日: | 1974.12.04(昭和49.12.04) |
都道府県(列記): | 愛知県 |
市区町村(列記): | 南設楽郡鳳来町門谷字鳳来寺 |
代表都道府県: | 愛知県 |
備考: | 三河の田楽 所在地が同一都道府県内のもの(このデータは種別1から移行しています) |
解説文: | この芸能は、愛知県南設楽【しだら】郡鳳来町に伝承されているもので、正月三日鳳来寺内田楽堂で行われる。 鳳来寺という古刹に伝承された田楽として世に知られ、神楽風の舞、田楽躍、翁等の面【めん】の舞、田遊びなどからなる三河、信州、遠州のいわゆる三信遠山間に分布する修正会の芸能の一つで、中世芸能史上見逃せないものである。 祭りの次第は、「御神酒いただき」「九度」「かんばやし」「松竹【まつたけ】はやし」「国づくし」といった儀礼的な所作や、一同座して唱え詞・謡い詞を唱えることに始まり、五人のえぼし役が立って舞う「五番の舞」「万才楽」「鶯の舞」「仏の舞」と続き、以後祭りのコンダクターであるさいとう役(天狗面をかける)が中心となって、「御礼」「松のらんじ」「棒のらんじ」「棒の祝い」といった所作や「神天子【してんじ】の舞」「一二の舞」「惣田楽」「ろん舞」といった鼓・ささら・撥をとっての田楽躍、太鼓を田圃に見立てての田遊びの各次第がとり行われる。 |
鳳来寺田楽(愛知県新城市門谷字鳳来寺)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/05 03:17 UTC 版)
「三河の田楽」の記事における「鳳来寺田楽(愛知県新城市門谷字鳳来寺)」の解説
三河の古刹鳳来寺に伝わる。『鳳来寺縁起』によれば鬼を供養する修正会として始まったとされるが、現在は正月3日に田楽だけ独立して行われ、能などが混ざった27番の曲を演じる。
※この「鳳来寺田楽(愛知県新城市門谷字鳳来寺)」の解説は、「三河の田楽」の解説の一部です。
「鳳来寺田楽(愛知県新城市門谷字鳳来寺)」を含む「三河の田楽」の記事については、「三河の田楽」の概要を参照ください。
- 鳳来寺田楽のページへのリンク