魏晋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 09:00 UTC 版)
この時代、民間の歌から五言詩が生まれた。一行五音(五字)にそろえられたこの形式は、その後数百年にわたり文学の中心となった。 三国時代では魏の親子曹操・曹丕・曹植(192年 - 232年)、その後の阮籍(210年 - 263年)らが知られる。後漢の建安年間(196年 - 220年)に曹操らによるサロンを中心に栄えた新しい文学を建安文学と呼ぶ。建安の七子と呼ばれる人々が活躍した。阮籍や嵆康らの詩風は魏の正始年間(240年 - 249年)から正始体と呼ばれている。 西晋が中国を統一すると陸機・左思などが活躍し、続いて南北朝時代に入ると陶淵明(365年 - 427年)が活躍した。
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