鬼警部アイアンサイドとは? わかりやすく解説

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鬼警部アイアンサイド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/07 08:43 UTC 版)

鬼警部アイアンサイド
原案 コーリアー・ヤング
出演者 レイモンド・バー
ドン・ギャロウェイ
ドン・ミッチェル
バーバラ・アンダーソン
テーマ曲作者 クインシー・ジョーンズ
国・地域 アメリカ合衆国
シーズン数 8
話数 199
各話の長さ 60 - 90分
製作
製作 ハーバー-UTV
放送
放送チャンネルNBC
放送期間1967年9月14日 - 1975年1月16日
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鬼警部アイアンサイド』(おにけいぶアイアンサイド、原題: Ironside)は、アメリカNBCネットワークで放送された刑事ドラマ

アメリカでの放送

1967年から1975年まで、8シーズンにわたって放送された。

日本での放送

TBS系列で、4シリーズに渡って放送された。

第1シリーズ
  • 1969年4月1日 - 1970年9月22日
第2シリーズ
  • 1971年6月15日 - 1972年5月30日
第3シリーズ
  • 1973年7月31日 - 1974年8月6日
第4シリーズ
  • 1975年1月28日 - 9月23日

放送時間は第2シリーズまでは火曜22:00 - 22:56(JST)、第3シリーズ以降は火曜22:00 - 22:55(JST)。

内容

サンフランシスコ市警察の刑事部長、ロバート・アイアンサイドは、犯罪者の凶弾によって下半身不随となる。しかし、ランドール署長の厚意で嘱託警部の地位と、エド・ブラウン巡査部長、黒人の助手兼ボディガードのマーク・サンガー、婦人警官イブ・ホイットフィールドの3人の部下を与えられ、車椅子に乗りながら犯罪に挑む。

日本語版オープニングでは、独自に若山弦蔵による以下のナレーションが追加されている。

〈サンフランシスコ市警察の刑事部長であった私アイアンサイドは、犯罪に限りない憎しみを抱いていた。 私を恨む犯罪者の1人は、卑怯にも私を撃った。 一発の銃弾は、私を下半身不随の人間にしてしまった。 署長の好意から嘱託警部という特別の待遇と、自分の足となってくれる3人の部下を与えられた私は、再び憎むべき犯罪に挑むこととなった。 私アイアンサイドは、世に存在する悪を許すことは出来ないのだ。〉

第1シリーズ第7話には『燃えよドラゴン』でブレイクする以前のブルース・リーがゲスト出演している[1]

キャスト

役名 俳優 日本語吹替 備考
ロバート・アイアンサイド警部 レイモンド・バー 若山弦蔵
エド・ブラウン巡査部長 ドン・ギャロウェイ 仲村秀生
マーク・サンガー ドン・ミッチェル 中田浩二
イブ・ホイットフィールド バーバラ・アンダーソン 山東昭子 第5シーズンまで
フラン・ベルディング エリザベス・バウアー 鈴木弘子 第6シーズン以降、イブの後任
デニス・ランドール署長 ジーン・リオンズ 吉沢久嘉

スタッフ

音楽

クインシー・ジョーンズが作曲したテーマ曲"Ironside"は、日本テレビの『テレビ三面記事 ウィークエンダー』や読売テレビの『ダウンタウンDX』で使われるなど、日本でもお馴染みの曲となっている。近年ではクエンティン・タランティーノ監督の映画『キル・ビル』でも使用されている。

DVD

関連作品

続編

  • 『帰ってきた鬼警部アイアンサイド』(1993年) テレビ・スペシャル版

スピンオフ

書籍

  • 『鬼警部アイアンサイド』Ironsideジム・トンプスン著、尾之上浩司 訳 ハヤカワポケットミステリ1770(早川書房ISBN 4-15-001770-0
  • 『鬼警部アイアンサイド』シリーズ(グロービジョン出版)
    • 『1 / 交錯の銃弾』The Taker : I・G・ネイマン&W・ミラー著、梶龍雄 訳 ('67)[2]
    • 『2 / 霧に消えた歌声』The Man Who Believed : S・キャンデル著、瀬尾一枝 訳 ('75)
    • 『3 / 影がささやくとき』Check, Mate: and Murder : S・スターン著、加納一朗 訳 ('75)
    • 『4 / 殺人予告フィルム』Camera...Action...Murder! : M・バトラー&C・トランボ著、梶龍雄 訳 ('75)
    • 『5 / 血の罠』License to Kill : D・ラムレイ著、加納一朗 訳 ('75)

脚注

  1. ^ 『燃えよ!ブルース・リー猛龍伝説』宝島社、2023年、p.84
  2. ^ 親書2版は1975年、シリーズ化され5巻まで出版された。

関連項目

外部リンク

TBS 火曜22時枠
【当番組より海外ドラマ枠
前番組 番組名 次番組
どんチッチ

こころのメロディ(つなぎ
(22:00 - 22:30
ABC制作)
カメラ・ルポルタージュ
(22:30 - 23:00)
鬼警部アイアンサイド
(第1シリーズ)
スパイのライセンス
(第2シーズン)
スパイのライセンス
(第2シーズン)
鬼警部アイアンサイド
(第2シリーズ)
FBIアメリカ連邦警察
(第4シーズン)
鬼警部アイアンサイド
(第3シリーズ)
FBIアメリカ連邦警察
(第5シーズン)
FBIアメリカ連邦警察
(第5シーズン)
鬼警部アイアンサイド
(第4シリーズ)
刑事コジャック
(第1シーズン)

鬼警部アイアンサイド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/02 16:25 UTC 版)

エリザベス・バウアー」の記事における「鬼警部アイアンサイド」の解説

NBCの『鬼警部アイアンサイド』でバーバラ・アンダーソン当り役となった女性刑事イブ・ホイットフィールドの後任として、フラン・ベルディングを演じた1972年インタビューで「この役では100人の女の子面接を受け、その内14人が科白読み合わせをし、最後に残った7人がスクリーンテスト受けました。私が選ばれたのは本当に驚きでした。」と語り、さらに2年後には「刑事フラン・ベルディングはとても実直極めて普通なので、今まで演じた中で最も難しい役です。」と語っている。 1993年テレビ映画帰って来た鬼警部アイアンサイド』で再びフラン・ベルディングとしてバーバラ・アンダーソン共演レイモンド・バー、ドン・ギャロウェイ(英語版)、ドン・ミッチェルとも再会果たした

※この「鬼警部アイアンサイド」の解説は、「エリザベス・バウアー」の解説の一部です。
「鬼警部アイアンサイド」を含む「エリザベス・バウアー」の記事については、「エリザベス・バウアー」の概要を参照ください。

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