騎手の体重調整に係る加重制裁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:15 UTC 版)
「2022年の日本競馬」の記事における「騎手の体重調整に係る加重制裁」の解説
「2021年の日本競馬#5月」も参照 騎手の西谷凜(栗東)は体重調整ができなかったため、2月19日と20日に騎乗予定だった小倉競馬の計11鞍について騎手変更となった。西谷は2021年5月にも体重調整に失敗して予定していた騎乗が不可能になったことで騎乗停止2日の処分を受けており、JRAは西谷を3月5日から4月3日まで30日間(開催11日間)の騎乗停止とした。 上記の処分が明け、4月23日の福島競馬第1競走(3歳未勝利、ダート1150m、16頭)でダンツカプリに騎乗した西谷はレース前検量の際、負担重量(53kg)を0.2kg超過(騎乗自体は可能)したのに加え、レース後の事情聴取で騎乗時に装着する保護ベストのクッションを抜いていたことが判明。騎手装具の改造が認められたことに加え、前述の騎乗停止処分を受けていることも踏まえ、JRAは負担重量に関する注意義務を怠ったとして、西谷を「4月24日から裁定委員会の議定があるまで騎乗停止」とした。西谷が4月24日に騎乗予定だった福島競馬の2鞍は騎手変更となった。JRAは5月18日に第1回裁定委員会を開き、その後西谷に弁明の機会を与えたうえで、6月2日に開催された第2回裁定委員会において「注意義務を著しく怠ったと認められる」として、日本中央競馬会競馬施行規程第147条第6号及び第19号により改めて4月24日から7月23日まで3か月間の騎乗停止処分を科した。
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