駒ノ湯温泉
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駒ノ湯温泉(こまのゆおんせん)は、宮城県栗原市(栗駒山の南東麓)にある温泉である[1]。400年以上という長い歴史をもつ[2]。「駒の湯温泉」とも表記する[1]。
歴史
1617年に発見され、翌年の1618年に開湯した。1808年に火災により消失したが、明治時代に営業を再開した[2]。
岩手・宮城内陸地震
2008年6月14日、岩手県内陸南部を震源とするマグニチュード(M)7.2の「岩手・宮城内陸地震」が発生し、岩手県奥州市と宮城県栗原市で最大震度6強を観測した[3]。この地震では大規模な土石流が発生し、駒ノ湯温泉の宿泊客や従業員が巻き込まれて7人が死亡した[4][5][6]。
脚注
- ^ a b デジタル大辞泉プラス『駒ノ湯温泉』 - コトバンク
- ^ a b 株式会社ドリームズカンパニー (2019年3月8日). “駒の湯400年の歴史” (日本語). 創業400年の老舗 宮城栗駒山 駒の湯温泉. 2022年9月28日閲覧。
- ^ デジタル大辞泉『岩手宮城内陸地震』 - コトバンク
- ^ ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典『岩手・宮城内陸地震』 - コトバンク
- ^ “亡父の思い胸に湯守る 全壊・再建の栗原「駒の湯温泉」 岩手・宮城内陸地震14年” (日本語). 河北新報 (2022年6月14日). 2022年9月28日閲覧。
- ^ “宮城)土石流が襲った沢を百年の森に 内陸地震12年” (日本語). 朝日新聞デジタル (2020年6月13日). 2022年9月28日閲覧。
外部リンク
- 駒の湯温泉(日本語)
駒の湯温泉(こまのゆ)
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「湯之谷温泉郷」の記事における「駒の湯温泉(こまのゆ)」の解説
単純温泉 佐梨川上流の渓谷沿いに位置し、日本秘湯を守る会会員『駒の湯山荘』の一軒宿。かつてはランプの宿として知られていたが、現在では自家発電を行っている。 源泉33℃そのままの低温長時間浴が主体。上がり湯用に加熱した浴槽もある。外来入浴は内湯のみ。 所在地: 新潟県魚沼市大湯温泉719-1(座標)
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