駅跡とSLホテル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 06:06 UTC 版)
1978年(昭和53年)から、当駅跡に59672号蒸気機関車と20系寝台車を設置してSLホテルが運営されていたが、ホテルの閉鎖後は放置されていた。傷みが激しいため寝台車の撤去が検討されていたが、NPO法人「旧狩勝線を楽しむ会」が中心となり存続運動を展開し、維持活動を条件に保存が決まった。2006年(平成18年)7月8日よりインフォメーションセンターとして使用されていたナハネ20 132が、2010年(平成22年)9月7日より「旧狩勝線資料館」としてリニューアルオープンした。2019年(令和元年)現在、まれに宿泊することもできる。 59672号 ナロネ21 551(2022年現在、20系A寝台車としては隣りのナロネ22 153と並んで唯一の保存車) ナロネ22 153 ナハネ20 132 また、2008年(平成20年)より、駅構内の2番線と3番線跡に作業用の軌道自転車を利用したトロッコ鉄道が設置された。 当駅前後の廃線跡はフットパスとして整備されており、新得駅近くのSL広場から当駅までの約10 kmは「狩勝ポッポの道」として歩行者、自転車、乗馬の専用道となっている。また、当駅から旧狩勝トンネルまでの約7 kmと併せ約17 kmが旧狩勝線フットパスとして整備されている。
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