馬玩とは? わかりやすく解説

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馬玩Ma Wan


馬玩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/20 14:29 UTC 版)

馬 玩(ば がん、生没年不明)は、中国後漢末期の人物。

建安16年(211年)に、馬超と共に反乱(潼関の戦い)を起こした関中の諸将の一人だが、それ以外の事績は不詳[1]

諸作品中での馬玩

小説『三国志演義』では、馬超と共に反乱した韓遂配下の部将、手下八部[2]の一員として登場(第58回)[3]曹操の離間の計によって韓遂と馬超の間で疑念が生じると、韓遂及び同僚の侯選李堪梁興楊秋と共に馬超襲撃を謀議するが、その場に単身で馬超が乗り込んでくる。韓遂配下の五将は馬超を取り囲むが、馬超は五人相手でも物ともせず、馬玩と梁興を斬殺。他の三将は逃走する(第59回)[4]

漫画『蒼天航路』では、馬超の盟友としての活躍が目立つ。潼関の戦いで馬超らの軍勢は、曹操軍を相手に壊滅状態に陥るが、馬玩は曹操に抗う義憤を貫くよう馬超に言い残すと、彼を逃がすための捨て石となって散る[5]

脚注

  1. ^ 陳寿撰、裴松之注『三国志』蜀書 馬超伝注『典略』 s:zh:三國志/卷36#馬超
  2. ^ 吉川英治の小説『三国志』では旗本八旗として登場。
  3. ^ s:zh:三國演義/第058回
  4. ^ s:zh:三國演義/第059回
  5. ^ 王欣太『蒼天航路』(講談社)27巻・28巻

馬玩(ば がん)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 06:12 UTC 版)

蒼天航路」の記事における「馬玩(ば がん)」の解説

涼州軍閥一人涼州の乱に登場馬超仲が良い好漢だが直情的な性格でやや思慮にかける。賈詡墨黒裂心の策略にはまり、韓遂曹操への内通疑ってしまった。自らの馬を馬超託し身代りとなって奮戦討死した。

※この「馬玩(ば がん)」の解説は、「蒼天航路」の解説の一部です。
「馬玩(ば がん)」を含む「蒼天航路」の記事については、「蒼天航路」の概要を参照ください。

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