馬の種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/14 08:02 UTC 版)
馬の種類については、フランス国立図書館蔵のシャノワーヌ将軍(シャルル・シャノワーヌ)の資料には、アフリカの植民地からカズヌーヴが連れて来た15 juments et 10 étalons 15頭の牝馬と10頭の種馬の de chevaux barbesバルブ種の馬を1867年7月27日に引き渡したとある。馬の内訳は、選りすぐった馬をアルジェリアに集めた際のものであるが、後掲の資料とよく一致する。また、原文にあるカートンは本来の「厚紙」の意味で使用されている。直接の当事者で、馬を見ており、当時の日本人の誰よりも、洋種馬特に軍馬に詳しいシャノワーヌの資料であり、信憑性は高い。以下、提示する資料を含め、アラブ種、アラビア種、アルジェリア種としたものが多い。アルジェリアからもたらされたアラビアの馬、アラビア馬ではあるが、シャノワーヌの資料に従えば、種類としてはバルブ種である。 カズヌーヴが、seize chevaux arabes16頭のアラブ馬をナポレオン三世の命を帯びて連れていったとする資料もあり、フランスにおいても早くから種類・頭数についての混乱があった事が示される。
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