香良洲橋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 04:51 UTC 版)
「三重県道575号香良洲公園島貫線」の記事における「香良洲橋」の解説
雲出古川に架かり、香良洲町と雲出伊倉津町を結ぶ橋。以前の橋は1954年(昭和29年)10月に架橋されたコンクリート橋で、幅員は5.4 mであった。かつては雲出古川の中ほどにのみ橋が架かっており、両岸付近は川の中を歩かなければならなかったという。三角州の町である香良洲町へ渡る3つの橋(津香良洲大橋、香良洲大橋、香良洲橋)のうちで最も国道23号に近く、通勤・通学に利用されるほか、災害時の緊急輸送路に指定されている。老朽化による架け替えのため2017年(平成29年)10月2日午前9時より通行止めとなっていたが、新橋が2022年(令和4年)3月27日に開通し、4年半ぶりに行き来が可能になった。新橋は橋長179.4 mで、車道の拡幅により交通の円滑化や歩道の新設により歩行者の安全を確保、大規模地震にも耐えられる耐震性能を確保、橋脚を減らし橋梁の流出を防止するなどの事業効果があるとされている。
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