飯能営業所の開設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 14:06 UTC 版)
「国際興業バス飯能営業所」の記事における「飯能営業所の開設」の解説
1959年10月26日、国際興業が飯能自動車を買収し、飯能営業所が開設された。名栗村に国際興業バス名栗営業所も設置されたが、1964年10月17日に飯能営業所が現在地に移転した際、名栗営業所の管轄系統と所属車両が集約され、名栗営業所は廃止されて名栗出張所となった。 飯能交通より継承した路線は、飯能駅 - 名栗 - 山伏口など9系統が存在していたが、1961年には早くも路線が新設され、池袋駅から川越駅・飯能駅を経由して名栗村観世音センターまで結ぶ急行運転が開始された。この頃には他にも有間への路線が休日に運行されるなど、観光客の利用を当て込んだ路線がいくつか存在していたが、1960年代に入るとマイカーの普及や渋滞の悪化によって利用者が減少し、長距離路線は次々に分断・廃止となった。 一方、1970年代には郊外住宅地造成の波が飯能営業所の管内にも押し寄せ、西武飯能・日高分譲地、東急こま武蔵台の入居が始まった。これにより飯能駅や高麗駅、高麗川駅などから両住宅地への路線が開設され、従来の山岳ローカル路線に加え、ニュータウン輸送路線を抱えるようになった。
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