飯能地区撤退検討
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 14:06 UTC 版)
「国際興業バス飯能営業所」の記事における「飯能地区撤退検討」の解説
2012年4月9日、国際興業バスは不採算を理由として飯能営業所の閉鎖・所管路線からの撤退を検討していることを公表したが、2014年3月末までは運行を継続するとしていた。 公表を受け、飯能市では国際興業の撤退後のバス路線について、コミュニティバスやデマンドバスへの転換、国際興業バス以外で埼玉県内でバス事業を行う事業者への後継を検討した。 しかし、いずれの方法も採算が合わないこと、国際興業バスでも飯能・日高地区周辺の他事業者3社へ後継を打診したものの、全路線をそのまま引き受けられる事業者がいなかったこと、仮に転換したとしても減便は避けられず、PASMOなどの交通系ICカードが利用不可になる公算が大きいことなどから、いずれも断念した。結果として、国際興業バスが撤退するとしていた2014年4月以降についても、飯能市が赤字路線への補助金支出や、スクールバス運行の検討を継続することなどを条件として、従来通り国際興業バスが運行することで合意し、2013年8月1日に市と協定書を締結した。 2015年以降、一部路線で減便や路線廃止などの見直しが行われている。 国際興業では2021年4月26日より、ICカードによる一日乗車券を導入したが、飯能営業所の全路線については本乗車券の適用外となった。
※この「飯能地区撤退検討」の解説は、「国際興業バス飯能営業所」の解説の一部です。
「飯能地区撤退検討」を含む「国際興業バス飯能営業所」の記事については、「国際興業バス飯能営業所」の概要を参照ください。
- 飯能地区撤退検討のページへのリンク