類似の設備
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消防法により消防用設備等として防火対象物に設置が義務付けられる消防用水に設けられた採水口がある。消防用水は消防隊に消火用水を提供する為のものであり、これは単にプール状の水槽でも法律上は十分なのであるが、都市部では敷地の都合で設備し難い場合が非常に多く、これらの場合地下や離れた場所の水槽等から消防隊に消防用水を供給しうるように採水口を設置することとなる。一般的には無圧のものが多いが、水槽が地下に設けられる場合で、その有効な低水面が消防ポンプ車の吸水性能の点から消防法で定める4.5m以下になるときは、消防用水ポンプを設置して有圧で採水口に送水するように設置される。採水口は建築物の外面に設置される場合が多く、連結送水設備の送水口と一緒に設置されるのが一般的である。これらの設備は防火栓、ウォールハイドラント、消防用給水栓などとも呼称される場合もある。 また、公設の消火栓が充足していない時代において、各建築物の消火栓ポンプから有圧の消火用水を相互に融通したり、街区内の他の建築物の火災に使用するために道路に融通用の配管と消火栓(防火栓)を配置する工夫が行われたこともある。 無圧の採水口は英語圏ではドライハイドラントと呼称される。このドライハイドラント状の設備は特に豪雪地帯で公設の防火水槽に設置されたり、消防ポンプ車の接近困難な学校プール等の水利を有効に利用するために設置される場合もある。これら無圧の採水口は消防ポンプ車が負圧で吸引しなければならないため、吸管を75mmのめすねじの口金に連結して使用する。
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類似の設備
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