響灘と玄界灘とは? わかりやすく解説

響灘と玄界灘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/04 04:16 UTC 版)

響灘」の記事における「響灘と玄界灘」の解説

響灘」は" ひぢきの灘 " が長い年月経て〝 ひびき(響)灘〝 にかわったのであるという説がある。「昨日こそ 船出はせしか 鯨魚(いさな)取り 比治奇(ひぢき)の灘を 今日見つるかも」(3893 万葉集第十読人知らず古代ではこのあたりはひじき (海藻の一、食用)、わかめなどの海産物多く採れることで知られ、これらの海産物平城京奈良の都)へ献上され記録残っている。(奈良文化財研究所 木簡データベース参照) 「玄界灘」の初出江戸時代辞書書言字考節用集』(槇島昭武1717年享保2年以前初版)。九州北限の海を漠然と指す。日本海一部で、大韓民国日本の島根県、山口県福岡県佐賀県長崎県面しており、広さ不確かだが約13,000平方キロメートルである。韓国では「玄海灘」(ヒョンヘタン)と呼ぶ。何となく九州側から見た海を玄海灘という言葉当て中国地方毛利藩側から見た海を響灘と言う。後に、行政区分上名称に区切りをつけたため混同されるが、重な領域があるのはこの理由からである。

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