【音紋】(おんもん)
船舶の航行時にスクリュー・エンジン・船体の振動などで発せられる独特の音。
スクリューの形状などからある程度は予測する事が可能だが、人間の「指紋」と同じように固有の特徴がある。
型式が同一でも完全に同じ音はないとされ、各国の海軍が船舶識別用の音紋データベースを作成している。
音紋のデータはソナーによる船舶の探知や機雷の敵味方識別などに利用されている。
特に、ソナーに強く依存する潜水艦の運行には音紋データを欠かす事ができない。
音紋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/10 08:29 UTC 版)
詳細は「en:Acoustic signature」を参照 音紋とはもの(特に船舶や潜水艦の)特有の音のパターンである。音紋を分析することで、音の発信源が一体何なのか特定することができる。音紋の計算にはウェーブレット変換や短時間フーリエ変換が用いられている。 類似の事象に声紋がある。
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