音楽性の推移
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 05:48 UTC 版)
「HIM (音楽プロジェクト)」の記事における「音楽性の推移」の解説
当初メーカーサイドは、当時のJ-POPの主流であった、いわゆる“小室サウンド”を踏襲する音作りをひとつの指針としており、ボーカルの選考基準も、当時大ブレイクしていた小室サウンドの発祥であり主戦力でもあったTRFのボーカルYU-KIと声質が似ている、もしくは似た歌唱ができるということが掲げられており、デビューシングル「BECAUSE OF LOVE」や3rdシングル「AQUARIUS」は特に、当時の小室哲哉が手がけていた王道小室サウンドを彷彿とさせる打ち込み系ダンスミュージックに仕上がっている。同様に、1stから4thまでのシングルと、1stアルバム『HIMAX! GREATEST HITS AND MORE』は、当時常にオリコンチャートの上位を占めていた前出のTRFをはじめ、ZARD、MY LITTLE LOVER、DREAMS COME TRUE、B'z、globe、郷ひろみ等、人気アーティストの音楽性を敢えて遊びとして模倣して制作された観があった。 しかし5thシングル「SHOOTING STAR」からその傾向は影を潜め、オリジナル色を強めた楽曲制作に推移し、固定メンバーありきの一音楽ユニットとして、TV・ラジオなどへの出演、雑誌などの紙媒体露出等を突如展開してゆく。(『日経エンタテインメント!』記事より要約抜粋)
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