非公開化等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 12:29 UTC 版)
テレビ番組のシリーズで、放送内容に問題があった場合、公式のエピソードリストから抹消され、話数が欠番となることがある。その話数は再放送やパッケージソフト化からも抹消されるが、再放送されなくてもDVDには収録される場合もある。 放映当時は問題視されていなかった表現が、後年に差別用語になると指摘が挙がり、障害者や人種・国家・職業などに対する差別やいじめを助長すると判断される場合。(例として特撮ドラマ・怪奇大作戦の「狂鬼人間」の回) 出演者(芸能人)が犯罪その他の不祥事を起こした場合(DVD化する際、不祥事を起こした芸能人が登場しないよう、編集されることもある)。 過度に残虐な殺傷や暴力の表現が含まれ、修正が見込めない場合。 番組の内容に盗作・捏造またはその疑いがある場合。 原板メディアの不良が発生し再生が困難、または原板自体が紛失した場合(主に、1970年代後半頃までの作品に見られる例。当時は記録用のVTRやフィルムの質が低く、また使い回しが多かった為。)。 大事件・大事故・大災害が発生し、番組の内容が当該災害や事件を連想させるものである場合などに、その時点で放映する事が視聴者の心情を考慮するとふさわしくないと判断した場合(放送予定回を前後入れ替えて対処する例もある)。 番組の放映によって体調不良を引き起こした、またはその可能性が発覚した場合(ポケモンショックなど)。 放送前後に、各種団体による抗議がテレビ局に寄せられた場合。 視聴率不振や不祥事などで未放送エピソードを残したまま、打ち切りが決定した場合。
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