青年時の経歴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 08:27 UTC 版)
米国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれ。ペンシルベニア大学に進んだ。大学卒業後の1800年、士官候補生としてアメリカ海軍に入った。1801年、第一次バーバリ戦争に従軍。ビドルが乗艦していた帆走フリゲート・フィラデルフィア(英語版)はトリポリ沖で座礁。司令官のウィリアム・ベインブリッジ代将は海賊に捕らえられ、19ヶ月間の捕虜生活を送った。 米英戦争開始時、ビドルは帆走戦闘スループ・ワスプ(英語版)乗組の中尉であった。次に戦闘スループ・ホーネット(英語版)に乗組み、1815年に英国海軍のスループ・ペンギン(英語版)を打ち破っている。 1817年にはイギリスとのオレゴン係争のためコロンビア川に派遣され、1818年に任務を完了した。 米英戦争終了後、ビドルはメキシコ湾、南大西洋および地中海でアメリカ船保護の任務に就いた。 1830年、ビドルと米国領事デビッド・オフリーはオスマン帝国政府と交渉を行い、条約の締結に成功した。後に、この条約はオスマン帝国における米国市民の治外法権特権に使用された。
※この「青年時の経歴」の解説は、「ジェームズ・ビドル」の解説の一部です。
「青年時の経歴」を含む「ジェームズ・ビドル」の記事については、「ジェームズ・ビドル」の概要を参照ください。
- 青年時の経歴のページへのリンク