青年教師の時代の著書
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斎藤は、初任校の玉村小学校に12年間勤務したが、この時期、教室や授業の様子を克明に記録し、これを基に実践記録を書いてしばしば『教育論叢』という教育雑誌に寄稿した。その数は、7年間で24編に達した。これらを中心にまとめられたのが、処女作『教室愛』(1941年、1)である。同系列の著作が、その後『教室記』(43年、1)、『童子抄』(46年、2)、『続童子抄』(50年、2)と続く。またこの間、児童の作品集『ゆずの花』(42年、2)、幼い長女の独り言を記録した絵本『カヤコチャン』(46年)、村の子どもたちの生活を観察した記録に基づいた童話集『川ぞいの村』(47年)を出版した。とにかく旺盛な執筆活動であり、これは終生続いた。
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