あお‐の‐どうくつ〔あを‐〕【青の洞窟】
青の洞窟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/11 09:54 UTC 版)
青の洞窟(あおのどうくつ)
洞窟の名称
世界各地に存在する洞窟の名称。その多くは半没状態の海に面した洞窟で、限られた入口より内部に進入することが可能である。太陽光線が海底に反射し海中を通過し、青色の光だけが届くため、海面が青く輝くように見えることからその名が付けられている。イタリアのカプリ島のものが有名。
- 青の洞窟 (カプリ島) - イタリア
- 青の洞窟 (ビシェヴォ島) - クロアチア
- 青の洞窟 (カステロリゾ島) - ギリシャ
- 青の洞窟 (マルタ島) - マルタ
- 青の洞窟 (恩納村) - 日本
- 青の洞窟 (陸中海岸) - 日本
- 青の洞窟 (北海道松前郡福島町) - 日本
- 青の洞窟 (三重県熊野市甫母町) - 日本
その他
- 青の洞窟 - 日清製粉ウェルナ(旧社名・日清フーズ)のイタリアンブランド
- 日本各地で開催のイルミネーションイベント
脚注
- ^ 青の洞窟 SHIBUYA
- ^ a b c d “今年も渋谷で開催!「青の洞窟 SHIBUYA」2018年11月30日(金)~同年12月31日(月)”. ジョルダン. (2018年10月12日) 2018年12月1日閲覧。
青の洞窟
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「青の洞窟 (カプリ島)」も参照 カプリ島の周囲はかなりの部分が断崖絶壁に囲まれており、波打ち際には半ば水中に埋もれている海食洞の「青の洞窟」(Grotta Azzurra) がある。この洞窟には、洞窟のある入り江から手漕ぎの小船に乗って入って行くことができる。入り口は狭く、くぐる際に乗客は船の舳先より下に頭を沈めなければならない。天候や波の状態により、進入不可能である場合もある。 内側に入ると外からは予想もできない数十メートルの広大な空間が広がり、水中に伸びている穴を通して水面から洞窟全体が紺碧の光を帯びて、神秘的な雰囲気を持つため、人気ある観光スポットとなっている。 アンデルセンの出世作となった恋愛小説『即興詩人』では、この洞窟が重要な舞台となっている。森鷗外の翻訳では「琅玕洞」(ろうかんどう、琅玕=翡翠のこと)と訳された。
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