電波状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/23 02:38 UTC 版)
「SoftBank 3G」の記事における「電波状況」の解説
「第3世代移動通信システム#日本の周波数割り当て」も参照 2GHz帯、1.5GHz帯を使用する。 従来のPDCとは互換性がないため、サービス開始当初(2002年12月20日)は、首都圏(国道16号線内)および全国主要都市(計865市区町村)に限られていた上、サービスエリア内でも電波状況が悪く、当時のVGSの宣伝文句から「世界で使えて自宅が圏外」などと揶揄する声もあった。 ボーダフォンはエリア拡大を最優先とするため、PDCの基地局に併設する形で基地局を設置し、一時はW-CDMAで先行したFOMAより多い基地局、高い人口カバー率を誇っていた。 しかし、FOMAと同様に直進性の高い2GHz帯を使用しており、屋内や地下などでの電波状況は芳しくなく不満の声は今も多い。そのため、2005年2月よりネットワーク構築プロジェクト「B3P(バリ3プラン)」がスタートし、サービスエリア拡大やサービスエリア内の通信品質向上を続けている。 既にソフトバンクモバイルの2Gは、基地局の新規設置及びサービスは停止していることから、場所によっては2Gより良い場合もある。2006年3月現在の3Gの人口カバー率は99.93%となり、PDCの99.9%を上回った。 2012年7月25日にソフトバンクモバイルが新規に獲得した900MHz帯の一部を利用し、ドコモのFOMAプラスエリアに類似したサービスである「プラチナバンド」を開始した。なお、プラチナバンドはFOMAプラスエリアが開始された事で電波品質が向上したドコモと同様に電波品質の向上を目的にサービスが行われている。
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