電動ポイント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 05:38 UTC 版)
国内他社と比較して種類が豊富でレイアウトの自由度が高い。小型化に力を入れており、全長わずか70mmの電動ポイントも製品化している。 ポイントマシン茶色道床時代は3線式交流17Vだった。最初期はポイントマシンが脱着不能な大型で、複線間隔の37mmには収まったが対向配置はできなかった。 その後、取り外し可能な小型の「ニューポイント」となり、複線対向または高架駅への使用が可能となった。ポイントマシンの外観は明るい灰色塗装であったが、発売されたバラストに合わせて濃い灰色に色調が変更された。 1997年のNeoシリーズ化以降、直流12Vバイポーラ式へ変更。薄型化された電動ポイント-N(後述)ポイントマシンとして完全内蔵化された。しかし、ポイントスイッチをはじめ、従来の3線式交流17V製品との互換性は失われた。Neoシリーズは線路横にダミーの転轍機を設置し、トングレールを支え動かすロッドを緻密に再現している。さらにファイントラックでは、道床つきとしては日本初のダブルスリップポイント、Y字ポイント(Nゲージの電動道床内蔵式としては世界最小)や、2008年2月には3方ポイントも発売した。 2008年夏より完全選択式へのリニューアルが行われ、スプリングポイントとしても使えるようになった。 ミニカーブレールのポイントとして、半径140mm、直線側70mmのミニ電動ポイントを発売。これも通常品と同様にスプリングポイントとして使える。ダミー転轍機も、電動式に加えてダルマ型や標識つきの手動式転轍機まで付属している。
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