阿頼耶識と種子のはたらきとは? わかりやすく解説

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阿頼耶識と種子のはたらき

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/24 15:52 UTC 版)

唯識」の記事における「阿頼耶識と種子のはたらき」の解説

人間がなにかを行ったり、話したり、考えたりすると、その影響種子しゅうじ阿頼耶識内容)と呼ばれるものに記録され阿頼耶識のなかにたくわえられる考えられる。これを薫習くんじゅう)という。ちょうど香りが衣に染み付くように行為影響阿頼耶識たくわえられる現行種子 げんぎょうくんしゅうじ)。このため阿頼耶識を別名蔵識、一切種子識とも呼ぶ。阿頼耶識の「阿頼耶」(ālaya)は「」という意味のサンスクリット語である。さらに、それぞれの種子は、阿頼耶識の中で相互に作用して新たな種子生み出す可能性を持つ(種子生種子)。 また、種子阿頼耶識飛び出して末那識意識作用することがある。さらに、前五識視覚聴覚嗅覚味覚触覚)に作用すると、外界現象から縁を受けることもある。この種子前五識から意識末那識通過して阿頼耶識飛び込んで阿頼耶識種子として薫習される。これが思考であり、外界認識であるとされる種子生現しゅうじしょうげんぎょう)。このサイクル阿頼耶識縁起あらやしきえんぎ)と言う

※この「阿頼耶識と種子のはたらき」の解説は、「唯識」の解説の一部です。
「阿頼耶識と種子のはたらき」を含む「唯識」の記事については、「唯識」の概要を参照ください。

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