防衛計画の大綱:1977年度(昭和52年度)以降
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「陸上自衛隊」の記事における「防衛計画の大綱:1977年度(昭和52年度)以降」の解説
自衛隊創設以来、4次にわたる「防衛力の整備計画」を実施して、防衛力が一定の水準に達した。そこで、1977年(昭和52年)以降は、「防衛計画の大綱」を定めて、それに基づいて防衛力を規律することになった。 そして、1985年度(昭和60年度)以降は、大綱に基づいて5年毎の中期防衛力整備計画を実施してきた。 1980年(昭和55年)には、対馬警備隊が編成された。また、1981年(昭和56年)には四国地域警備のため、第13師団を改編し、第2混成団が編成されている。1990年(平成2年)8月6日に戦後第3世代戦車となる90式戦車が制式化された。1992年(平成4年)に国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律が制定され、陸上自衛隊による海外における活動の途が開かれた。これを受けて、陸上自衛隊初の海外実任務となる自衛隊カンボジア派遣が行われ、国際連合カンボジア暫定統治機構に部隊参加している。
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