阪和自動車道編入後の4車線化工事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 22:43 UTC 版)
「海南湯浅道路」の記事における「阪和自動車道編入後の4車線化工事」の解説
完成2車線規格でかつほぼ一般道規格に等しかった道路を高速自動車国道の4車線へと拡幅するため、各IC付近で幾度となく車線が切り換えられる難工事となった。また、この時に有田ICでは和歌山県道22号吉備金屋線と直接接続するランプが追加された。さらに4車線化による最高速度80㎞/h化に伴い、下津ICの合流車線を延長させる必要があったことから、I期線(旧海南湯浅道路)の藤白トンネル南坑口ではトンネル覆工を撤去して新たな坑門を構築する工事が行われた。その他にも、老朽化したI期線トンネル群の壁面タイル化工事や非常用設備・照明の取り換えなどが行われた。 2010年7月16日に下り線(御坊方面)が先行して片側2車線化を行い、最高速度が80km/hに向上した。なおこの移行直前には、新下り線本線と干渉する既存ランプを撤去する必要があったため、海南IC下り線入口と下津IC出口が30日間閉鎖された。またI期線を利用する上り線(海南方面)は、翌年の2011年5月21日にリフレッシュ工事が完了し、片側2車線に拡幅された。
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