関京立3強時代
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1990年代に入ると立命館大学が台頭する。1990年には、立命に関学・京大とも敗戦するが、立命が神戸に敗戦し近大に引き分けたため、京大が6勝1敗で優勝した。また、この年関学は2勝4敗1分で6位に低迷する。翌1991年には、関学と京大が6勝1敗で両校優勝。41,000人の観客を集め阪急西宮スタジアムで行われたプレーオフは関学が勝利する。翌1992年には京大は神戸大に敗戦、関学は立命に敗戦して1敗同士で関京戦を戦った。下馬評は関学有利であったが、京大QB金岡の獅子奮迅の活躍で京大が初のリーグ戦3連覇を決めた。1993年には全勝で関学が優勝するが、立命戦は22-20の辛勝であった(京大も26-22で立命に僅差で勝利)。 1994年第5節で立命と対戦した京大が15-6で敗戦し、第6節で対戦した関学は17-13で立命に逆転負けを喫し、立命の初優勝が決まる。最終節立命は京産大戦に勝利して初の甲子園ボウル出場を決め、一方ではリーグ優勝が掛からない関京戦が行われた(京大が勝利)。ここに関京2強時代は終焉を迎え、関京立3強時代が始まる。以降、リーグ戦の優勝争いは1994-1996年は京大対立命(京立戦)、1997-2000年は関学対立命(関立戦)を中心に展開されるが、関学・京大の底力は凄まじく、立命の甲子園ボウル出場は1994年・1998年の2回に留まる。また、1996年の関京戦は京大有利の下馬評を覆して関学が勝利。リーグ史上初の関学・京大・立命の3校のプレーオフに突入した。プレーオフでは京大が決勝で立命を下して甲子園ボウル出場を決めたが、プレーオフでの関京戦は実現しなかった。 1990年 第4節 京大28- 3関学 阪急西宮球場 1991年 第4節 京大14-16関学 阪急西宮球場 1991年プレーオフ関学30-23京大 阪急西宮球場 1992年 第7節 京大21-10関学 西宮スタジアム 1993年 第7節 関学24-14京大 西宮スタジアム 1994年 第7節 京大21- 0関学 西宮スタジアム 1995年 第6節 京大18- 0関学 西宮スタジアム 1996年 第6節 関学21- 6京大 西宮スタジアム 1997年 第6節 関学20 -3京大 西宮スタジアム 1998年 第6節 京大21- 7関学 西宮スタジアム 1999年 第5節 関学24- 0京大 西宮スタジアム 2000年 第6節 関学45-14京大 西宮スタジアム
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