開館へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/23 03:56 UTC 版)
「飛騨市文化交流センター」の記事における「開館へ」の解説
2002年(平成14年)1月、『飛騨古川中心市街地再生計画』が策定され、その中で生涯学習機能とホール機能を持つ複合施設の建設が提唱された。複合施設の具体案を作成するために「飛騨古川まちづくり検討委員会」も立ち上がった。その中で当初古川町側が提示した座席数は500席であったが、公開委員会の場で座席数増加の要望が出されて議論が紛糾し、最終的に702席、うち固定席を690席とすることで決着した。さらにこの計画作りに参画した住民がNPO法人ひだ文化村を設立し、飛騨市から委託を受けて運営者となることも決定した。 そして2006年(平成18年)3月20日に建物が完成し、6月3日に大小のホールを持つ飛騨市文化交流センターとして開館した。建設費は27億6900万円で、財源は合併特例債から14億円、まちづくり交付金から10億5900万円と旧古川町の基金2億円も活用した。施工者は株式会社洞口、電気音響は内田音響設計室が担当した。そのうち大ホールは、上述の武満徹にちなんで「スピリットガーデンホール」と命名された。センターは日本建築家協会優秀作品選2007、2007年中部建築賞、日本建築学会作品選奨2009を受賞した。
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