開催球場への入場に関する措置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 15:12 UTC 版)
「2021年の日本シリーズ」の記事における「開催球場への入場に関する措置」の解説
第1戦(京セラドーム大阪)と第3戦(東京ドーム)では、日本政府が2020年からCOVID-19への感染拡大防止策として大規模イベントへの入場者総数(収容人数)を制限してきたことについての技術実証を球場内で実施。一部の観戦エリアを「ワクチン・検査パッケージ」技術実証の対象に指定するとともに、「ワクチン・検査パッケージ」対象者(第1戦は上限5,800名/第3戦は上限6,000名)向けの入場口や対象エリア内における座席指定券(チケット)の料金を他の観戦エリアと別に設定したうえで、両球場における収容人数の上限を緩和した。 第1戦・第3戦の開催に際しては、「ワクチン・検査パッケージ」対象エリア内のチケットの価格を、同等エリアの一般発売向けチケットより安く設定。前者のチケットを購入済みで12歳以上の来場者には、COVID-19ワクチンの2回接種完了日から2週間以上の経過(または来場日から72時間以内に受診したPCR検査での陰性判定)を証明できる文書の原本(またはコピー)と来場者本人の身元を証明できる文書の原本(本人確認証)を「ワクチン・検査パッケージ」対象者向けの入場口で提示することや、来場者登録を専用サイトから済ませたうえで追跡調査(開催日から14日以内に質問票が登録先のメールアドレスへ送信される事後アンケート調査)へ協力することなどを条件に入場を認めていた。「ワクチン・検査パッケージ」対象エリア内のチケットを購入済みで(日本の厚生労働省がワクチン接種の対象から外している)12歳未満の来場者に対しては、上記の条件を全て満たした12歳以上の来場者が同伴していても、「ワクチン・検査パッケージ」対象者向けの入場口で本人確認証の提示を求めた。 第1戦・第3戦以外の試合の開催に際しては、前述した大規模イベントへの入場制限措置を踏まえて、開催球場における入場者の収容率を定員の50%までに制限していた。
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