門家筋(もんけすじ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/18 17:24 UTC 版)
「彩雲国物語の用語」の記事における「門家筋(もんけすじ)」の解説
八門家とも。彩家八門の家筋のこと。8家それぞれの繁栄を輔け支えてきた家系の中でも、その功績を特別に認められた一族がこう呼ばれ、時代に応じて頻繁に入れ替わるが、7家及び縹家に次ぐ名門とされる。8家同様、その姓は一族の者のみが名乗れる。 旺家(おうけ) 唯一残った紫門四家。かつての姓は主家同様「蒼」。 葵家(きけ) 旧紫門四家の一つ。歴史ある名門だったが、紫戩華に誅滅される。気位が高く、誣告で追い詰められて集団自決した。皇毅は唯一人、自決を受け入れられず逃げ出して、父に背中を斬られたところを、旺季に助け出された。音楽に長け、伝家の龍笛と奏法を持つ。 陸家(りくけ) 旧紫門四家の一つ。紫戩華の時代に粛清され、零落する。跡継ぎは銀の腕輪を嵌める慣習があり、現在は清雅が嵌めている。 司馬家(しばけ) 藍門筆頭。軍師の一族で、武芸に長けている。家訓は「強さは秘めるもの」。 姫家(きけ) 紅門筆頭で、別名「紅家の頭脳」。司馬家と同じく軍師の一族だが、武力より頭脳に偏っている。兵法書の常連。姫家から輩出される「鳳麟」の権限は紅家当主に次ぎ、紅家当主名代の上。「鳳麟」の存在は最高機密で、紅家しか知らないとされる。自他共に認める性格の悪さで、どうせ碌なことをしないと紅山を降りたがらず、研究に没頭する者が多い。その気になれば栄えられもしたが、段々と少子高齢化になっている。紅家の気性に惹かれ、ぽつぽつと降りて助けることもあるが、主や取り巻きに疎まれ、殺されたり瀕死に追い込まれること多数。裏切ることでしか大切な人を守れない。元々生への執着が薄かったこともあり、紫戩華に攻め入られる際に、当代の鳳麟を除いて集団自決している。 閭家(りょけ) 黄門一族。黄家の管財人と呼ばれるだけあり、紅藍両家に次ぐ大金持ち。 孫家(そんけ) 黒門四家の一つ。「剣聖」を輩出するが、当代の陵王は、孫家とは姓が被っただけの庶民としらばっくれている。 欧陽家(おうようけ) 碧門四家の一つ。 羽家(うけ) 縹家一門。風系統の術に優れる。最高位術者は羽羽のみ。
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