長期低迷のデビルレイズ時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 14:12 UTC 版)
「タンパベイ・レイズ」の記事における「長期低迷のデビルレイズ時代」の解説
1998年3月31日、本拠地トロピカーナフィールドにおいて、対戦相手にデトロイト・タイガースを迎え、チーム初試合を行った。開幕投手は左腕ウィルソン・アルバレスが務め、ウェイド・ボッグスがチーム初本塁打を放つなどの活躍を見せたが、試合は6対11で敗れた。この時のデトロイト・タイガースは同じく左腕のジャスティン・トンプソンだった。しかし、翌日の試合で初勝利を挙げると、そのまま白星を重ね、19試合を終えた時点で11勝8敗のスタートを切った。しかし、地力の差が出始めたのか、シーズン中盤になると負けが込むようになり、6月30日からは泥沼の11連敗。その後は最下位でシーズンを過ごし、最終的に首位ニューヨーク・ヤンキースと51ゲーム差の63勝99敗でシーズンを終えた。そしてこれ以降、2003年まで6年連続で最下位のシーズンが続くことになる。 1999年にはホセ・カンセコが加入し、34本塁打、95打点を記録した。また、シーズン途中の8月7日には、本拠地トロピカーナ・フィールドで、ボッグスが通算3000本安打を本塁打で記録した。ボッグスは同年限りで引退を表明し、2005年には野球殿堂入り、引退の翌年には背番号である「12」がチームの永久欠番に指定された。またこの年、35歳の高齢でメジャーの入団テストを受け、2年間デビルレイズに所属したジム・モリスの活躍は、後年「オールド・ルーキー」(The Oldest Rookie)というタイトルで映画化されている。
※この「長期低迷のデビルレイズ時代」の解説は、「タンパベイ・レイズ」の解説の一部です。
「長期低迷のデビルレイズ時代」を含む「タンパベイ・レイズ」の記事については、「タンパベイ・レイズ」の概要を参照ください。
- 長期低迷のデビルレイズ時代のページへのリンク