長崎県埋蔵文化財センターとは? わかりやすく解説

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壱岐市立一支国博物館

(長崎県埋蔵文化財センター から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/06 01:23 UTC 版)

壱岐市立一支国博物館
Iki City Ikikoku Museum

長崎県内の位置
施設情報
正式名称 壱岐市立一支国博物館
専門分野 歴史資料館
館長 須藤正人[1]
事業主体 壱岐市
管理運営 乃村工藝社[2]
建物設計 黒川紀章建築都市設計事務所[3]
延床面積 約7,800m2
開館 2010年(平成22年)3月14日[4]
所在地 811-5322
長崎県壱岐市芦辺町深江鶴亀触515-1
位置 北緯33度46分3.4秒 東経129度45分19.3秒 / 北緯33.767611度 東経129.755361度 / 33.767611; 129.755361座標: 北緯33度46分3.4秒 東経129度45分19.3秒 / 北緯33.767611度 東経129.755361度 / 33.767611; 129.755361
外部リンク http://www.iki-haku.jp/
プロジェクト:GLAM
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壱岐市立一支国博物館(いきしりついきこくはくぶつかん、Iki City Ikikoku Museum)は、長崎県壱岐市にある博物館。近傍にある「魏志倭人伝」に記された一支国の王都跡とされる原の辻遺跡や壱岐島内の遺跡に関する資料や出土品を収蔵展示している。

壱岐市立一支国博物館・長崎県埋蔵文化財センター外観

併設されている長崎県埋蔵文化財センター(ながさきけんまいぞうぶんかざいセンター)についても本項目で記述する。

概要

長崎県埋蔵文化財センター

  • 博物館の1階部分に併設。
  • 長崎県全体の考古学研究の拠点として整備されたもので、壱岐島内に原の辻遺跡等の歴史遺産がとりわけ多いことから、全国でも初となる離島への設置となった。
  • 整理作業室の見学通路
    キッズこうこがく研究所
    「見せる」収蔵庫
    壱岐のゆるキャラ「人面石くん」(モデルは原の辻遺跡出土の人面石)
    展望台から沖ノ島を望む
    模擬発掘等の体験型学習により考古学についてやさしく学べることを目的とした「キッズこうこがく研究所」や発掘品の整理作業をガラス越しで見学できる観察路、これも全国の同種施設では初となるオープンタイプの「見せる」収蔵庫等があり、研究拠点のみならず考古学への関心を高めることを目的としている。

・また、長崎県立壱岐高等学校の東アジア歴史中国語コースへの支援活動を行っており、歴史学専攻は奈良大学主催全国高校生歴史フォーラムにおいて上位入賞を果たしている。

主な展示品

重要文化財(国指定)

  • 原の辻遺跡出土品(弥生時代)
  • 双六古墳出土品(古墳時代)
    • 金銅製単鳳環頭大刀柄頭(たんほうかんとうたちつかがしら)
  • 笹塚古墳出土品(古墳時代)
    • 金銅製杏葉(ぎょうよう)
    • 金銅製辻金具(つじかなぐ)
    • 金銅製雲珠(うず)
    • 金銅製轡(くつわ)
    • 金銅亀形飾金具
  • 高麗版大般若経(高麗初雕本)安国寺蔵 高麗時代

壱岐市指定文化財

  • 4165枚の銅銭が入れられた壺(中世~近世)

利用情報

  • 開館時間 - 8:45~17:30
  • 休館日 - 毎週月曜日(ゴールデンウィーク中と祝日は開館。月曜日が祝日の場合は翌日休館。12月29日~31日休館。)
  • 入館料 - 一般400円、高校生300円、小中学生200円(壱岐市民は一般300円、高校生以下無料。団体割引有)

アクセス

島内アクセス

壱岐へのアクセス

  • 博多港よりジェットホイル(高速艇)で郷ノ浦港へ1時間10分、芦辺港へ1時間5分(九州郵船
  • 博多港よりカーフェリーで郷ノ浦港へ2時間20分、芦辺港へ2時間10分(九州郵船)
  • 唐津東港よりカーフェリーで印通寺港へ1時間40分(九州郵船)

周辺

出典

  1. ^ 館長あいさつ”. 壱岐市立一支国博物館. 2015年4月27日閲覧。
  2. ^ 壱岐市立一支国博物館”. 株式会社乃村工藝社. 2015年4月27日閲覧。
  3. ^ 壱岐市立一支国博物館・長崎県埋蔵文化財センター”. 新建築 Online. 2015年4月27日閲覧。
  4. ^ 壱岐市立一支国博物館”. インターネットミュージアム. 2015年4月27日閲覧。
  5. ^ 壱岐市立一支国博物館・長崎県埋蔵文化財センター ”. www.kisho.co.jp. 黒川紀章建築都市設計事務所. 2020年10月9日閲覧。
  6. ^ a b 施設概要”. 壱岐市立一支国博物館. 2015年4月27日閲覧。
[脚注の使い方]

関連文献

  • 白川博一「いよいよ開館 壱岐市立一支国博物館 : 地域資源による壱岐島活性化の方向性」『ながさき経済』第245巻、長崎経済研究所、2010年3月、 1-9頁、 NDLJP:8225621

外部リンク


長崎県埋蔵文化財センター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/09 09:43 UTC 版)

壱岐市立一支国博物館」の記事における「長崎県埋蔵文化財センター」の解説

博物館1階部分併設長崎県全体考古学研究拠点として整備されたもので、壱岐島内に原の辻遺跡等の歴史遺産とりわけ多いことから、全国でも初となる離島への設置となった模擬発掘等の体験学習により考古学についてやさしく学べることを目的とした「キッズこうこがく研究所」や発掘品整理作業ガラス越し見学できる観察路、これも全国同種施設では初となるオープンタイプの「見せる」収蔵庫等があり、研究拠点のみならず考古学への関心高めることを目的としている。 ・また、長崎県立壱岐高等学校東アジア歴史中国語コースへの支援活動行っており、歴史学専攻奈良大学主催全国高校生歴史フォーラムにおいて上位入賞果たしている。

※この「長崎県埋蔵文化財センター」の解説は、「壱岐市立一支国博物館」の解説の一部です。
「長崎県埋蔵文化財センター」を含む「壱岐市立一支国博物館」の記事については、「壱岐市立一支国博物館」の概要を参照ください。

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